シンガポールの会社制度

シンガポール進出の組織形態

どんな形で進出するか、組織の選択肢は3つ 日系企業がシンガポールに進出しようとする場合、以下の3パターンが選択肢として挙げられます。 ① 会社 ② 支店 ③ 駐在員事務所 各組織形態の概要は以下の通りです。 ① 会社 シンガポールでは、国家...
シンガポール 消費税(GST)

シンガポールの消費税(GST)制度について

まず、シンガポールの消費税(GST)の概要を押さえて、必要な措置をとっていきましょう。 GST制度の概要 Goods and Services Tax の 略です。国内消費にかかるので、税の性質としては、日本の消費税と同じようなものという基...
シンガポールの会社制度

会社秘書役とは何ですか?

Company Secretary(カンパニーセクレタリ)、日本語だと会社秘書役とか単に秘書役などと訳されます。会社秘書役… って相当格好悪い響きですが、会社法上設置が求められている会社の機関です。 秘書役って何? 秘書役の業務 秘書役の業...
シンガポール 個人所得税

個人所得税 課税項目

所得税の課税対象は、以下①~③を除く、シンガポールを源泉とする所得です。 ①キャピタルゲイン(不動産や株式などへの投資の売却益は原則として非課税) ②認可された金融機関からの預金利息(注:非課税なのは預金利息のみ。貸付金に対する利息は課税対...
シンガポール 法人税

シンガポールの法人税申告の流れ

シンガポールでの法人税の申告・納付の流れは日本のそれとは随分違います。 具体的には以下のような流れになります。 ①予定納付(ECI) ~事業年度末から3ヶ月以内~ ・見積予定所得額(ECI:Estimated Chargeable Inco...
シンガポール 個人所得税

個人所得税 役員報酬

日本「非居住者」(シンガポール居住者)である日本法人の役員が、日本の法人から役員報酬を受け取る場合 シンガポール居住者が日本法人から受け取った役員報酬は、日本の所得税の対象となります。 これはシンガポール・日本間の租税条約に基づいています。...
海外赴任関連

日本の口座に支給される給料について

海外勤務者の給料を、現地通貨による現地支給と日本円による日本支給に分割して、支給することがよくあります。 ①為替リスクを回避する目的で、現地で使う分だけを現地の通貨で支給してもらい、残りは日本円で日本の口座に支給してもらったり、②単身赴任の...
シンガポールの会社制度

ビザのとり方

ビザの申請から受取りまで、EP・Sパスで若干の違いはあるものの、基本的には以下のようになります。 ①オンライン申請 (申請に必要なもの) パスポートの写真名前等が記載されている 卒業証明書(英文) 上記の書類をスキャンして通常はオンラインで...
シンガポールの会社制度

ノミニーダイレクターとは?

シンガポールの会社法では、シンガポール居住の取締役を最低1名選任しなければなりません。が、必ずしも身内だけで居住取締役を用意できるとは限りません。 例えば、会社の新規設立のためには、名義だけのシンガポール居住の取締役を一時的に利用する必要が...
シンガポールの税務(法人)

シンガポールの法人税 日本との違い

法人税額の計算において、日本と大きく違う点について確認しておきましょう。 法人税の構造及び税率 (日本) 法人税・住民税・事業税から構成されます。 住民税の均等割り、事業税の外形標準課税や資本割のように、会社の所得に対応しない法人税額もあり...
シンガポールの会社制度

シンガポールの会計制度

決算書の作成 概要 原則としてすべてのシンガポールの会社は、会計基準にしたがって適切な決算書を作成しなければなりません。(シンガポール会社法201条) 適切な決算書作成のため、取締役は内部統制等の社内システムを構築する責任があり、会計データ...
シンガポール 印紙税

不動産の売買に関する印紙税について

不動産の売買に関する印紙税は、売手と買手それぞれに、取引対象の不動産の性質等も考慮して、異なった税率で計算されます。 (1) 買手の印紙税 シンガポール不動産(居住用と非居住用とも)の購入・取得時に署名した不動産譲渡契約書が課税対象文書です...
シンガポール 法人税

シンガポールの法人税 タックスリベート

タックスリベート、難しいものでもないのですが、日本語への変換が意外と難しいですね。 要は税金の特別割引という感じのものですが、大きく分けて①所得の減額(軽減税率)②税金の減額(税額控除)の2種類あります。 ① タックスリベート(所得の減額/...
シンガポールの会社制度

シンガポール 会社設立の流れ

シンガポールで会社を設立して事業を始める場合の流れを大まかに確認しましょう。 シンガポールでの会社設立はとても簡単ですが、手順を理解しておかないと、日本とシンガポールを何往復もするなんてことになりかねません。今回はシンガポールで初めて会社を...
シンガポール 印紙税

【シンガポールの印紙税】どんな時にかかるのか?

悪名高き印紙税です。日本でですけど。契約書や領収書を作成するだけで税金が発生する、もとい、国の側からすると、国民が契約書や領収書を作成すると税金が入ってくるという、素晴らしいシステム。印紙があることでその契約書の信ぴょう性が増すんだとか。 ...